女性は年齢を重ねていくと自然妊娠率が下がってしまいます。
その理由として卵子の老化が原因として考えられます。
人間は年齢を重ねていくと、肌のツヤや内臓、あらゆる箇所で老化が起こってしまいます。
それにより機能が低下してしまいますが、これは生殖機能にも同様のことが言えます。
この老化の原因となるのが活性酸素です。
人間は生きるために呼吸を行って酸素を体内に取り込ますが、その酸素の一部が活性酸素となって機能を低下させてしまいます。
これを酸化と言います。
つまり、この酸化を防止すれば卵子の質を維持することができるんですね。
それにはビタミンEを摂取しなければいけません。
ビタミンEは活性酸素から体を守る抗酸化作用があります。
上記でビタミンEが卵子の老化を防ぐ効果があることを説明しました。
ビタミンEはその他にも血行改善やホルモンバランスの調整効果があり、別名「妊娠ビタミン」と言われています。
このビタミンEは主にアーモンド、落花生などの豆類の他にアボカド、かぼちゃ、さつまいもの野菜類、そしてサバやうなぎにも配合されています。
ただ、これらの食材を毎日の食事に取り入れるのは非常に難しいですよね。
そこで手軽にビタミンEを摂取できるサプリメントがおすすめです。
サプリメントならば1日数錠飲むだけで、ビタミンEをしっかり摂取することができます。
サプリメントを摂取する時の注意点ですが男性は900mg/1日、女性は700mg/1日と摂取量が決まっています。
これ以上のビタミンEを摂取してしまうと、蓄積による障害が起こってしまうため1日の摂取量はしっかり守りましょう。
卵子の老化を防ぐために栄養摂取は非常に有効ですが、その他にも適度な運動も卵子の老化防止に効果があります。
同じ50代の女性で日頃から運動している人とそうでない人を比較した場合に、運動をしている人のほうが若々しい傾向にあります。
これは適度な運動により体内の血行が改善され、ストレスが軽減されているからです。
これらの効果により肉体の若さを保つことができるんですね。
これは生殖機能にも同様のことが言えます。
日ごろから運動を行うことで卵子の質を保つことができるんですね。
本気で妊娠を考えている女性は普段の生活に運動を取り入れてみてください。
運動はたくさん種類がありますが、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がよいでしょう。
この運動は継続して行うことで体質が変わってきます。
自分のペースで結構ですのでとにかく続けましょう。